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大人の愛着障害と克服方法│幸せな恋愛、毎日を笑顔で過ごしたいあなたへ

  • そよかぜカウンセリング裕香
  • Feb 20
  • 9 min read

この記事では

私が専門でカウンセリングをしている「愛着障害」と

その改善方法について詳しく解説しています。



・興味がある

・もしかしたら、私に当てはまるかも...


と感じる方は、ぜひ読み進めてみて下さいね。^^


少し長文になるため

お時間をとって読んで頂けたら幸いです。














さっそくですが、あなたは

いつも恋愛や人間関係がうまくいかなくなる。



例えば


●恋愛しても

「彼は本当にわたしを愛しているんだろうか。」

と不安になったり、疑いがち。


こうして欲しい、ああして欲しいと

相手に求めることが多く

彼が期待通りのことをしてくれないと怒りがでる。

また、誰と付き合っても長続きしない。



●人の言動やものごとを悪くとる癖があり

情緒不安定で、人に振り回されやすい。


「嫌われた?」「怒ってるのは私のせいかも」

「彼にとって私のことなんかどうでもいいんだ」

と相手の言動を否定的に捉え


自分から相手を避けたり、

相手を傷つけてしまうなど

感情的になり、失敗ばかり。

そんな自分に不安を抱いている。



●いつも人が優先。

我慢、人に合わせる、譲るなど

日常的に自分を抑えてしまうため

ストレスや人への不満をためやすく、イライラしがち。


実際に人に感情をぶつけたり

不機嫌を態度に出してしまうことがあり

関係がギクシャクしたり、そんな自分が嫌になる。


●自分に自信がなく、

どこか自分を否定し、自分を好きになれない。

漠然と「今のままではダメ」の焦りがあり

人の役に立とうとしてしまう。


相手に求められていることを

先回りして満たしてあげようと

無理をしたり、必要以上に頑張ってしまうため

自分らしくいられず、人といると疲れる。

ゆえに人間関係を楽しめない。


こんな問題を抱えていませんか?


もしもあなたが


・彼を疑う癖が始動し

本当に愛されているのか、信用できない。


・相手に多くを求めたり

期待した言動がないと機嫌が悪くなる。

など重たくなってしまう


・感情をコントロールできない


・自分に自信がなく、

そのままの自分でいいと思えない。


このような自尊心が低い問題や

恋愛における不器用さを抱えていたとしたら


それは、あなたの性格の問題ではなく

「愛着障害」の症状のせいで

さまざまな心の不調を

引き起こしている可能性が高いんです。




愛着障害ってなんだろう?













愛着障害とは、病名、診断名ではなく

こころの「状態」を表す言葉です。


愛着障害については、

様々に解説されてますが


簡単に言うと、養育者

(主にお母さんであることが多い)

との関わりや育った環境をはじめ



小学校、中学校、高校、それ以降と

成長していく過程で起こった出来事の影響を多く受け



人と長期的に、安定した関係を作るスキルが健全に育たず

大人になって恋愛や人間関係がうまくいかなかったり

感情の起伏が激しく、人に振り回されやすいなど

さまざまな心の不調、生きづらさを抱えてしまうことをいいます。


その根本原因は

成長していく過程の中で


「ダメな部分も含め、

わたしには愛される価値がある」


と、無条件に自分を受容できなかったり

ポジティブなセルフイメージを作ることができず


(※セルフイメージとは、

自分で自分のことをどう思っているかのこと)




代わりに


「そのままのわたしでは愛されない。」

「自分は人に関心をもってもらえない」

「人と同じことができない自分は恥ずかしい」など



なんらかの否定的な思いこみを

自分の外側から取り入れてしまったことが

恋愛や人間関係、

物事が好転しない大きな原因になっていると

考えられています。


これは、別の視点から見ると


「ダメな部分やできない部分があっても

人は自分を好いてくれるし、愛してくれる。

自分には存在意義、愛される価値がある!」


と自分の中に安心感がない状態です。


自分の中にこのような安心感がないと

自分の存在に疑問や不安をもつことになり

人に認められ、愛されることで

自分の存在価値を高めようとしてしまうため


相手の言動ひとつで、

「嫌われた?」と不安になったり

顔色を伺いながら接してしまう。


自分の気持ちを後回しにし

いつも人を優先して接してしまうため

我慢ばかりで疲れてしまったり

ストレスをためやすいなど

様々な不調を生み出してしまいます。


また、恋人やパートナーとの関係では、

駆け引きのような関わり方をしてしまったり

こうして欲しい、ああして欲しいと過剰に求め

自分の思った通りにならないと傷ついてしまうなど


自分が苦しくなってしまう現状を

生み出してしまうのです。



人と親密な関係を作るのに大切な愛着とは?













愛着は別名、アタッチメントとも呼ばれ

イギリスの精神科医、

ジョン・ボウルビィが提唱した概念。



「特定の人に対する情緒的な絆」を、

愛着としています。

(特定の人とは主に養育者、

お母さんであることが多いです。)


長年愛用して、捨てられないもの。


古いのに、汚くなっているのに、捨てられないもの。



このような物に対し

「愛着がある」「愛着をもつ」

という表現ができるように



心理学でも、人に対して

「愛着」があると考えられています。



親や身近な人との関わりを通し、

自分の中に愛着(=アタッチメント)を作ることは

とても重要です。



なぜかというと、この愛着は


○人と人との絆を結ぶ力。

=人と健全で親密な関係を作れる力。


〇適切な距離感で人と関わる力


〇自分や他者を信じる力


〇自分の『 好き』『 興味関心』を大切にできる力



こういった、人と対等で親密な関係を作るのに

必要な要素に変化ていくからです。


この愛着は、わずか生後半年~2歳半頃までに

形成されると言われており


この時期のお母さん

(それに代わる養育者、大人)との関わりで



・そのままの自分で

人に愛され、大切にされる

と、自分を肯定する感覚をもてるかどうか



・感情を安定させたまま

人と対等で親密な関係を作り

安定して維持できるチカラを

もてるかどうか



その後の人生に大きく影響を及ぼすため

この「愛着」はわたしたちにとってとても重要なもの。



この愛着は

幼児期は愛着パターンと呼ばれますが

大人になると

愛着スタイルとへと変わっていきます。



おもな大人の愛着スタイルは



①安定型:

人の言動で感情が

振り回されたりせず

安定していることが多い。

気分の切り替えが上手にでき、

人との距離感も適切。


そのほか


➁不安型

③回避型

④恐れ回避型


と分類され


➁~④の愛着スタイルを持ってしまうと



・人との距離感がわからず、

急に近づいたり、いきなり距離をとったりする


・人の態度に敏感に反応してしまう


・人の態度を悪く捉えやすく

傷つきやすい


・白黒思考、0か100思考になりやすく

相手の言動を感情的に決めつけ

うまくいかなくなる



このように


人と仲良くしたり

居心地よい関係を作ることが

難しくなってしまいます。



生まれてから

たった数カ月、数年間との

養育者(おもにおかあさん)との関わりで


生きやすい人生なのか

生きづらい人生なのかが

分かれてしまうなんて...

そんなー!と感じるかも知れませんが


安心してください、


大人になってから

「安定型」へ変えていくことはできるし

自分をこころから好きになり

周囲の人と穏やかな関係をもてるようになるのです。




愛着障害を改善し、

本来の自分を取り戻すには?













愛着障害を改善し、

生きやすくなっていく。


幸せな恋愛

安定したパートナーシップを叶える秘訣は

「自尊心」を高めることにあります。



前述したように、愛着障害が原因で

恋愛や人間関係がうまくいかない時には



「そのままの自分では愛されない」


「人に愛されるには、

何か特別なことをしないといけない」


「欠点や弱点を人に知られたら嫌われてしまう」


必ず、こういった思いこみ(妄想・想像)や

自分だけの信念=こころの声があります。



でも、これらは大人になってから

急に心の中に浮上したものではなく

幼少期の頃からすでに存在し

気づかないうちに、

それにコントロールされている可能性があるのです。


あなたはその事実

自分の前提について

考えたことはあるでしょうか。


自分を苦しめる思いこみや信念=こころの声は

親やそれ以外の大人から言われたことや

親やそれ以外の大人の行動を見て

当時の自分が学習したものであるため


これらの思いこみや信念を見直し

大人になった自分を

幸せにしないものは改善していくことで


少しずつ、

そのままの自分でも大丈夫!

の安心感を自分の中に根付かせていくことができ



自分のできないところ、ダメなところなど

弱点のある自分も含めて

等身大の自分のことを受容できるようになり

愛されたい!認められたい!

の、強い欲求に振り回されなくなります。


そうすると、他人に振り回されることも減っていき

感情も安定するため



恋人やパートナー、家族など大切な人とも

お互いを信頼できる

心地よい関係を作っていけるようになるのです。



とはいっても、具体的にどうすれば..?

と疑問に感じる部分もありますよね。



愛着障害は様々な要素が複雑に絡み合い

根が深い問題であるため

短期間で克服することは不可能です。


長期的に取り組むと覚悟を決めた上で

自分と向き合うことが必須ですが


自分を深く知ることが1番重要


だと私は考えています。


クライアントさんたちが自分と向き合い

改善に向かわれた様子を見守るなか


否定的な思考癖や、

人との関係を壊しかねない行動パターンを変えたり

自分で自分を受容できるようになるには



・過去の体験が

現在の自分にどのような影響を与えているのか



・過去にどんなことがあって

それが現在の恋愛や

人間関係がうまくいかないことに

どう関係しているのか



など



点と点を線で結ぶように

関連づけながら自分理解を深めること



=内観力を高めることが

愛着障害を克服する上で

重要だと感じるようになりました。




なぜかというと、愛着障害が根底にあり

いつも恋愛や人間関係がうまくいかなくなる方には



・なんでも自分が悪いと自分を責める


・●●に違いない!と一方的に決めつけ、

視野が狭く、白黒思考が強いため

衝動的に動き、失敗してしまう


・心の中に怒り、憎しみ、自分への失望、恥など

自分で気づいていない感情を

たくさんためこんでおり

そこをケアしないから、人とうまくいかなくなる



という共通点があり



自分がいま、どのような状態で

自分の心の中で何が起きているのか



自分でわかっていない

自分で気づいていない側面がたくさんあり

改善ができない状況だからです。



でもこれは、言いかえると

自分のことが何もわからないまま

どうしたらいいかさまよい続けているだけ。



そこから脱していきたいのなら

今日から違うアプローチが必要です。



自分の心の中で何が起きているのかを知り

感情を穏やかに整えていく。



恋愛しても相手に多くを求めず

お互いを信頼できる関係を叶えるためには

愛着障害の方にマッチした

専門の内観方法を身に着けることが重要です。



今日から一緒に

自分の問題と向き合い

あなた自身を苦しい状況から救ってあげませんか?



そのサポートができたのなら

こんなに嬉しいことはありません。





辛い状況を改善するための

一歩を踏み出したいあなたへ









ネガティブ思考癖に振り回されない強さと

できない自分も大好きになること

2つが同時に叶う内観プログラム













 
 
 

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